コンクリート強度調査

超音波+シュミットハンマー=複合法


2種類以上の非破壊試験方法を組み合わせ、コンクリートの強度推定を行う方法が国際材料構造試験研究機関連合(RILEM)で提唱されておりいくつかの試験法を指針としていますがその中でも縦波速度(超音波速度)+反発法が最も現実的な手段としてマニュアルが作成されています。
日本においても建築学会において推定式が発表されており当社もそれを採用しております。

  • ・複合法の推定式
    普通コンクリート:
    Fc=8.2R+269Vc-1094
    軽量コンクリート:
    Fc=4.1R+344Vc-1022

    Fc:圧縮強度:㎏f/㎠
    R :反発度:シュミットハンマー(無名数)
    Vc:超音波伝搬速度:㎞/sec
  •   ・圧縮荷重強度試験と複合法の併用
    コア採取圧縮強度試験と複合法を同一位置で行い、コア試験結果から複合法の推定式に係数を付加し、コンクリート強度試験の精度をさらに高めることも可能です。

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